中級編:仮置きのライン、仮置き2ライン

仮置きのライン

初級編では「まずは縦と横のラインに注目」という話をしました。

では下の例をご覧ください。赤いマスに入る数字はなんでしょう?


赤い四角に入る数字は?


どっちに3が入るかわからない?
正解から言ってしまうと、3が入ります。

しかし、初級編でやった縦ライン・横ラインをやってみると、真ん中の3x3マスに引かれる線が足りません。

4行目にも5行目にも、3が入っていいように見えますよね?



3を仮に置く
ここで緑のラインに注目してください。

左上の3x3にある3から、下にラインを引きます。すると、左中央の3x3マスでは、緑色で3と書いたマスのどちらかに必ず3が入ることがわかります。

緑色の数字で表した「仮に数字を置いておく」ことを仮置きと呼びます。



仮置きでラインを引く
仮置きした3は横一直線上に並んでいます。

つまり、どちらのマスに3が来ることになっても、左中央の3x3の5行目には必ず「3」が入ることになります。

これを利用して、緑のラインを横に引きました。すると、真ん中の3x3に「3」が入るマスは1つだけ、赤いマスだけになります。


仮置きはとても有効かつ重要なテクニックであり、解き方のパターンはまだまだあります。


赤い四角には8が入ります。

8を仮置きしてラインを作ります。


仮置き2ライン

仮置きラインの応用編です。赤マスには6が入ります。さてどうしてでしょう?


赤い四角には6が入ります。

まずはラインつぶしと仮置きを



仮置きで2ラインをつぶす
ここで1行目と3行目に注目してください。

左上の3x3と右上の3x3は、双方とも1行目か3行目かのどちらかに「6」が入ります。

つまり、中央上の3x3は2行目に6を入れるしかなくなるのです。


以上で中級編は終わりです。仮置きが必要な問題はぐっと難易度があがります。まめな仮置きが光明を見出すときも多いので、詰まったら仮置きをしてみることをおススメします。

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